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言葉を尽くして 読書ろぐ

言葉を尽くして

私は、最近のインターネットやメディアが、しんどい。あらゆる言説が右も左も(この分類も古すぎて違和感あるけど)お互いを議論ではなく叩き合い、真偽の分からないコメントや風説が、スピーディーに感情に訴えるやり方でシェアを広げ、深くゆっくり考えて丁寧に言葉にすることよりも、脊髄反射的、勧善懲悪的な発言に人が…
六月の読書 読書ろぐ

六月の読書

どうも本の読めなかったここ数ヶ月。それでもいくつか手に取った中からいくつか。 生命の木の下で (新潮文庫)多田 富雄 / 新潮社なんて美しいタイトルだろう、と思う。免疫学者として、世界各国を旅したエッセイと、わずかに、ご自身の病気のこと。再編集なので、話はあっちこっちとぱらぱらしているけど、一つ一つ…
最近の読書 読書ろぐ

最近の読書

先週は連続3日も都内に出てしまい(普通か…)当然長距離移動は読書。こういう時に、借りてる本を一気に読む! キレる大人はなぜ増えた (朝日新書 90)香山 リカ / 朝日新聞社スコア:今は、あんまりピンと来ないが(多分生活にそれほど切羽詰まったストレスがないのだろう)一時期、派遣社員として働いていた時…
答えは身体に。 読書ろぐ

答えは身体に。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)池谷 裕二 / 新潮社「脳科学者」茂木さんがもてはやされるよりもずっと前、この本を読んですっごく興奮した。友人が今読んでると言うので、読み返してみる。その道の専門家の言葉とは、こうだろう、と胸に落ちる。その人にしか語れない専門知識を、誰にでも分かりやすいように話す。そ…
最近読んだ本たち 読書ろぐ

最近読んだ本たち

お出かけが多かったので、電車の中で読める軽い本ばかりに目がいったが、どうも共通して「自分探し」に疑問を投げかける本達であった。 すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)益田 ミリ / 幻冬舎コミックエッセイなのに、真実をついているよなあ。同年代の女子限定の共感かもしれないけれど、ほっとした。ほんと、…
身体と感情 読書ろぐ

身体と感情

整体ワークショップの帰り道、本屋で見つけ、すっごく気になったのに別の本を買ってしまいそれでも次の日再び見つけて買わずにはいられなかった本。 セルフ・チネイザン・タッチ (DVD付単行本)大内 雅弘 / 幻冬舎今行っているワークショプとかなり共通するポイントがあり、なおかつアプローチの先が骨じゃなく内…
最近読んだ本 読書ろぐ

最近読んだ本

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)高山 なおみ / 文藝春秋小説が食べ物だとすれば、エッセイは、私にとって飲み物だ。私の本棚だけから選びましたが、江國香織、川上弘美、あたりが私にとっては水で、するすると何も違和感がなく気持ちよく入るとすると、平松洋子、梨木香歩あたりはお…
最近読んだ本たち 読書ろぐ

最近読んだ本たち

楽しい時も、辛い時も本を読む。 回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3)野口 昭子 / 筑摩書房野口整体、興味あります。これと合わせて持っていた整体入門も再読。妻から見る野口さんの生き方それ以上に、全て受け入れていく死に方が、やっぱりすごい人なのだなと思った。最後は死に、現れるのだな、その人のやって…
近頃出会った本たち 読書ろぐ

近頃出会った本たち

ここ数週間で出会った本達。見事に全て女性でした。私女好きなのね。言葉は、女性のものだと思う。私の本棚、8割は女性作家。逆に音楽は男性のものだと、最近よく思う。特に創作ということ、言葉を伴わない音楽ということに関しては。最近、自分の女性性、ということを考えているから、手に取るのもそういう人の本ばかりみ…
真実のある場所 読書ろぐ

真実のある場所

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)福岡 伸一 / 講談社久々に興奮の本。評判が良くてずっと読みたかったのだが、ぱらぱら見る専門用語にたじろいでいたところ。一度読み始めてしまえば、語り口のうまさに自然にのみこまれる。生物学の歴史と伝記と、そして発見された真実がうまく織りあわされ、ダイナミックな物…