ライブレビュー ママノリア

12月12日、去年シモシュライブにゲストで出演してくれて、お客さんの心をわしづかみにしたシンガーソングライターのママノリアが、ホールワンマンライブをするというので、苦手な渋谷に白目をむきつつ行きました(笑)
良かったなあー。

彼がどれほど、実直に音楽に向き合い、心と身体と生活を歌に注いでいたかが伝わりました。
アレンジも、バンドも、構成も、等身大でありつつもちゃんと丁寧に作ってあって、人柄の良さ以上に、音楽そのものがストレートに届く、素敵なライブでした。
プライベートな姿はほとんど知りませんが、
きっと歌っているとき以外はすごく生きづらいんだろうな、
だからこそ、歌うしかないと覚悟を決めてる感じがするし、
「自分にはこれしか出来ない」を直視して武器に変えた人の力は強いです。
その分、音楽に祝福されている。
それは正面から挑んだ人にしかやってこない祝福だし、
その祝福は必ず見ている人にも豊かに分け与えられる。
だから、見ている人は、こころひらかれるんだろうな。
これ、閉塞社会の一番のクスリだと思います♪

そういう仲間が、最近どんどん増えて来て、
そして彼らがどんどん駆け上がっています。
嬉しい。
ママノリアも、きっとさらに広がって行くはず。行けー!
ゾクゾクするな。
周り中で、音楽で、舞台で、日本をグラグラ騒がせてゆるがしたい。
音楽や舞台の持つ幸せな力で、今の時代を乗り越えてゆきたい。
と、切実に感じる今日なのでした。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。