お酒がおいしく呑める音楽

確定申告、終わらなかったら行けないぞ、と思っていたのだけど、
終わる事が見えたので、ご褒美ライブで、友人の阪本正義さんのワンマンライブへ。

うちのX-jamのアートワークはもう今、ほぼ全依頼のシンガーソングデザイナーです。

私はついついできれば知らない人、知らない作品を知りたい、という欲求に、
日々の観劇予算管理が勝ってしまうのですが、
たまには、「あーこれこれ!」って安心できるような、自分のための音楽を聴きたい。

すごく落ち込んだ日にはあの人、
泣きたい時にはこの劇団、
切り替えのきっかけが欲しい時にはこの舞台、
自分の立ち位置を確かめたい時には、これ。
と、リピートし続けたい人や劇団がいて、(それが増え続けるから、予算管理との格闘…)
それはほとんど仕事とは関係なく、心のある場所に大事にしまってある。

いつもじゃなくていいけど、絶対にないと困る。

そんな一人が、彼の歌であり、

私にとっては、「お酒がおいしく呑めるライブ!」(重要です笑)

歌のスタンスがいいんだなあ。
近すぎず、離れすぎず、BGMにならず。

彼の聴いてきた音楽が全部、ギターや歌に染み込んでいて、
私はそれを知らないのに、知っているみたいに、その時代の香りがなんか懐かしく、なんか愛おしい。

いつもみたいに感想を真面目に言葉にするのはめんどう、おいしい酒を呑んでしまえ!というわけで、まったりと、好きなペースで、テンション上げずに、気持ちよく浸って、
数字に溢れた脳みそをリセットできたのでした。感謝。