レビュー 30 11月 2016 演劇だからこそできる主張@「琉球の風」 初めての劇団東演「琉球の風」を観る。 かなり意欲的な問題提起作品を作り続けている中津留章二さんの作品、今までなかなかご縁がなくて、やっと観れました。 討論劇という感じの、沖縄の問題点を軸にした物語。 沖縄問題の入口に、これを見て討論したら、さぞかし面白かろう、という知的満足度の高い作品、ですが、なん… 続きを読む
エッセイ 22 11月 2016 文化的な繋がりを求めて集まれる場所を。 しばらく前に、「子どもと文化全国フォーラム」の全体会に出てみました。 というのも、勝手にフォローしている大澤寅雄さん(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室)の文章がいつも、知性溢れ、冷静で文化的で面白くて、直接お話を聞いてみたかったから。 私はいつも、文章から先に惚れて会いに行くタイプ(挨拶でき… 続きを読む
レビュー 19 11月 2016 普段着のようなマイム@Moon,moon,moon だいぶ過ぎてしまいましたが、 今月はじめ、若手パントマイミスト金子しんぺいさんのパントマイムソロ公演に行ってきました。 実はつい最近、地元で拝見していて(その時のレビューはこちら) 限られた観劇予算とスケジュールゆえ、まさかすぐに観に行くとは思っていなかった(笑) でも観に行ったのは、金子さんが、う… 続きを読む
エッセイ 16 11月 2016 ビジネスもやっぱり、人なのだ。 時々お邪魔しているミュージック・クリエイターズ・エージェントの「みんなの談話室」にて、 TuneCore Japanの野田威一郎さんのお話を聴いてきました。 おそらくインディーズ系ミュージシャンなら一度は聞いたことがあるであろう、配信ディストリビューター。 つまり、iTunesやAmazonや、その… 続きを読む
ブックレビュー 5 11月 2016 センスの違い痛感「コンテンツの秘密」を読んで 川上量生「コンテンツの秘密」を読む。 鈴木敏夫さんの本が好きなので、「ジブリの仲間たち」を読んで、 その中に川上さんがプロデューサー見習いで入ったという記述を読み、 アナザーストーリー的に手に取った本でした。 ん〜、私にはどうにもつまらなくて… なんだか、人の言葉の分析だけで終わってる感じ。 「〜ら… 続きを読む
エッセイ 5 11月 2016 川上量生「コンテンツの秘密」がどうにも受け入れられない 川上量生「コンテンツの秘密」を読む。鈴木敏夫さんの本が好きなので、「ジブリの仲間たち」を読んで、その中に川上さんがプロデューサー見習いで入ったという記述を読み、アナザーストーリー的に手に取った本でした。ん〜、私にはどうにもつまらなくて…なんだか、人の言葉の分析だけで終わってる感じ。「〜らしい」とか「… 続きを読む
レビュー 16 10月 2016 地元路地裏ライブ 帰りがけに、地元飯能駅近くでのライブに顔を出す。 飯能の路地グルメイベントに合わせて、地元のミュージシャンがちっちゃな路地裏の駐車場でライブ。いいね。 実は地元のアーティスト、ほとんど知らないんです。 「ありんこ」さんの最後の曲でたどり着き、 「ソウマヒカリ」さんも途中から聴き、笛とエフェクトという… 続きを読む
エッセイ 12 10月 2016 私の治る力が望んだこと 先週末起こしたぎっくり腰は、めきめき回復中。 実は、ぎっくり腰をやる数日前に、 履きなれたオーダーの靴が急に靴擦れを起こすようになり、 なんか変だな? と、ホームドクター西武治療室(カイロプラクティック)に行ったのですね。 先生は案の定、 「そりゃ、靴は変わらないんだから、あなたの体のバランスがくず… 続きを読む
映画レビュー 3 10月 2016 ビターな映画を噛み砕くには、語り合うこと@不思議なクニの憲法 松井久子監督作品、映画「不思議なクニの憲法」を観る。 憲法をめぐるここ数年の動きの渦中に登場する、学生、若者、弁護士、学者、政治家(自民党の!)、主婦、海外支援スタッフ、障害者などあらゆる人がいろんな観点で憲法と自分の身の回りを語る。 そして同時に、戦後、マッカーサーがどうやって憲法を作って、日本は… 続きを読む
映画レビュー 2 10月 2016 むしろこの国、壊してしまえばいいのに@シン・ゴジラ 映画シン・ゴジラを観る。 怪獣映画なんて…全く興味の範疇外だし、監督のエヴァンゲリオンは食わず嫌い(絵が嫌) だから、絶対見るわけないと思っていたのですが、賛否両論のレビューが飛び交い、じゃあ行くかと。 この、口コミが人を呼ぶって、いいな。 私も毎度舞台の感想を書いているけれど、 舞台も、もっとブッ… 続きを読む