ブックレビュー

跳びはねる思考 ブックレビュー

跳びはねる思考

「跳びはねる思考」林田直樹さん この人の文章、とても美しい。 深い。文章は、人を表す。 愛嬌の良さやおしゃべりの流暢さは、そんなに重要じゃない。 だって、会話の出来ない自閉症の彼のエッセイの、なんと知的でセンシティブな事。 音楽について答えたわずかな文章にも、涙が出ました。 コンサートで障害を持つ方…
おむすびに祈りを込めて ブックレビュー

おむすびに祈りを込めて

森のイスキアの佐藤初女さんが亡くなった。 お会いするチャンスはとうとうなかったけれど、 彼女の本は私の食のバイブルの一つ。 おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記 (集英社文庫) 価格:723円(2019/5/24 09:03時点)感想(9件) 体調がものすごく悪くかった10数年前、 何を食…
混沌とした棚のなかから出会う ブックレビュー

混沌とした棚のなかから出会う

電車移動する時にはいつも本。 タブレットもついつい見てしまうけど、やっぱり時を忘れて集中してあっという間に目的地に着くには本しかない(ま、たまに目的地を過ぎてしまうけど) 地元の駅には、「かえる文庫」という便利な本棚があって、 本来は図書館で古くなった本を置いているのだろうが、自由に持って行って、自…
「丁寧な暮らし」ってなんぞや ブックレビュー

「丁寧な暮らし」ってなんぞや

ナチュラリスト系の記事を読むと近頃非常によく出てくる松浦弥太郎さんという名前。 一度はちゃんと著作を読んでみたいなと思い、 長めの移動の一日、つい2冊買ってしまいました。 いつもの毎日。 そして 松浦弥太郎の新しいお金術 期待して読みはじめた。 こだわりの丁寧な生活。 シャツはいつも白いオックスフォ…