今、働き続ける人にとっても、死活問題なこと

派遣で都内に通っていたことがある。とにかく、本当に9:00から17:00週5日みたいな仕事は向いてなくて、会社の何が嫌だったとかじゃなくて、毎日同じ場所に同じ時間に通って、同じ顔ぶれの人たちとおんなじ愚痴を言っているという状態が、あまりに苦手すぎたので、今のフリーランスのリスクは、それと引き換えだということを十分理解しております、はい。

いや、そんなことを言いたいわけじゃなくて、あの時、私のメンタルを一時的にでも救ったのは、帰り道の本屋、雰囲気のいいカフェ、雑貨屋でウインドウショッピング、週末のライブの予定、ちょっと疲れすぎた時の一杯のビールなどなどでした。毎日毎日、仕事終わりにそのどこかでふらふらと時間を過ごしながら、休みの日になるのを待ち焦がれてました。金魚がパクパクするみたいに、そこで空気吸ってた。

で、今日たまたま地元の駅前に用があって行ったら、そういう場所全部臨時休業なんですよね。もちろん週末のライブなんて、ずいぶん前からですけど、毎日働き蜂のようにルーティーンで働いてた頃に私が駆け込んでた場所が、今一箇所もないって、今、当時の私みたいな人どうしてるんだろう!って、思いました。

楽しみを全部奪われて、なのに仕事は休めなくて、毎日仕事にだけ行って帰る生活って、どんなだろうって。胸が締め付けられました。

経済と感染を両方どうにかする上で、営業の自粛をどういうふうにするのかがいいかなんて、私には全然正解はわからない。

でも、わかるのは、自粛の影響が直撃している今の私のような仕事のひとだけじゃなくて、当時の私のように、ギリギリ働くメンタルをキープしていた人にとっても、これは死活問題だということ。
ちなみに、本当に耐性なかった私は、3ヶ月でマジで体壊して、辞めました。堪え性がないのは重々承知。でも、日々ささやかに助けてくれるものがあっても体を壊すんですから、助けてくれるものがなくなって、さらに感染の恐怖を感じながら、働かなくてはいけない(しかも使命感としてではなくて、強制によって)人たちのストレスを、どうかトップに立つ人たちには知ってほしい。

実際に社会を支えてる働く年代って、多くがそうなんじゃないのかな。その社会を支える層が一番心身危険なのが、今なのだと思う。

当時の私みたいな人が、仕事の後に家でビール飲みながら動画でも観て、少しでも心がほぐれますように。そして病気になるくらいなら(様々な意味で)どんなリスクを取って会社を辞めても、そこそこ幸せに生きていけるのだということを、実証したい。今までのフリーランス生活は実証してたつもりなのだけど、こんなに簡単に基盤が崩れると思ってなかったのは事実なので、コロナ後も、改めて実証したい。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA