エッセイ

いろりばた会議Vol.1終了 エッセイ

いろりばた会議Vol.1終了

城間優子企画のX-jamのいろりばた会議、第一回目が無事終わりました。 「ミュージシャンとミュージシャンを支える人たちの、新しい未来の描き方を」というタイトルを、さらりと超えて集まってくださった人たちの多彩なこと。 音楽、というキーワードがどこにも共通して当てはまることを知っている方たちでした。 ス…
X-jamのいろりばた会議Vol.1「ミュージシャンとミュージシャンを支える人たちの、新しい未来の描き方を。」 エッセイ

X-jamのいろりばた会議Vol.1「ミュージシャンとミュージシャンを支える人たちの、新しい未来の描き方を。」

私の企画が来年から始まります! X-jamのいろりばた会議とは、埼玉・飯能にあるユニークな音楽スタジオX-jamにて、 「いろりを囲むように少人数でのんびりと、音楽や地域や文化に携わる様々なゲストをお呼びして、語り合う会」です。 主催のX-jam制作プロデューサー城間優子が「今、気になる人」に声をか…
場を作り、場をつなぐ エッセイ

場を作り、場をつなぐ

舞台を観ている人たちの横顔がすき、後ろ姿がすき、観終わって帰る人たちの弾んだ声がすき。 たったそれだけの動機でこの20年近く、舞台のそばで仕事をしてきて、その思いはますます今、強くなっているのですが、 …今年一年、なんとなく元気のなかった私。 今までやってたことだけでは心から満足できなくて、 でも、…
文化的な繋がりを求めて集まれる場所を。 エッセイ

文化的な繋がりを求めて集まれる場所を。

しばらく前に、「子どもと文化全国フォーラム」の全体会に出てみました。 というのも、勝手にフォローしている大澤寅雄さん(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室)の文章がいつも、知性溢れ、冷静で文化的で面白くて、直接お話を聞いてみたかったから。 私はいつも、文章から先に惚れて会いに行くタイプ(挨拶でき…
ビジネスもやっぱり、人なのだ。 エッセイ

ビジネスもやっぱり、人なのだ。

時々お邪魔しているミュージック・クリエイターズ・エージェントの「みんなの談話室」にて、 TuneCore Japanの野田威一郎さんのお話を聴いてきました。 おそらくインディーズ系ミュージシャンなら一度は聞いたことがあるであろう、配信ディストリビューター。 つまり、iTunesやAmazonや、その…
川上量生「コンテンツの秘密」がどうにも受け入れられない エッセイ

川上量生「コンテンツの秘密」がどうにも受け入れられない

川上量生「コンテンツの秘密」を読む。鈴木敏夫さんの本が好きなので、「ジブリの仲間たち」を読んで、その中に川上さんがプロデューサー見習いで入ったという記述を読み、アナザーストーリー的に手に取った本でした。ん〜、私にはどうにもつまらなくて…なんだか、人の言葉の分析だけで終わってる感じ。「〜らしい」とか「…
私の治る力が望んだこと エッセイ

私の治る力が望んだこと

先週末起こしたぎっくり腰は、めきめき回復中。 実は、ぎっくり腰をやる数日前に、 履きなれたオーダーの靴が急に靴擦れを起こすようになり、 なんか変だな? と、ホームドクター西武治療室(カイロプラクティック)に行ったのですね。 先生は案の定、 「そりゃ、靴は変わらないんだから、あなたの体のバランスがくず…
制服を脱ぎ捨てる者 エッセイ

制服を脱ぎ捨てる者

私は音楽に関わる仕事をしていながら、自宅ではほとんど音楽を聞かないのだけれど、 「定額聴き放題」という最近のシステムがどうなのか、自分でどう感じるのかを確かめたくて、 Apple Musicを始めてみた。 Apple Musicを聴きまくって思うことには、 日本のポップス界のアーティストの違いって、…
私には、欲がある。 エッセイ

私には、欲がある。

私には夢がある、なんて話は、青臭いながら未だに仕事仲間とすることもあるけれど、 「私には欲がある。」 そう、人前でふと口にして、なんだか泣きそうになった。 それが夢ではなくて欲であることが、うれしくて。 その欲をうまく語ることはできないけれど、 例えばこういうこともひとつ。 私は見ていないけれど(T…
「沖縄 空白の1年」をみてメモ エッセイ

「沖縄 空白の1年」をみてメモ

私の亡き父は、本土に(パスポートを持って)来てから、 自分の名前の読みを本土風に変え(沖縄の名前は漢字音読みで、ちょっと特徴がある)、 沖縄出身を長く隠してきたそうです。 それは本土での沖縄人差別がかなりあったからだということを、のちに母から聞きました。 戦争のことは絶対に語らなかった祖母は、 沖縄…